2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 動脈硬化の主犯は、はたしてコレステロールなのか?

以前から血小板が動脈硬化の原因であるという説もあった。しかし、学会では、特に粥状硬化についてコレステロール原因説に圧倒されていたのが実際だ。説がいつのまにか「事実」になってしまい、疑間をさしはさむ余地がなくなってしまった。その結果、学会、…

血管を強くするコレステロール

従来はコレステロールが血液中に増えると、血管壁の細胞にどんどんとり込まれてコレステロールが沈着すると考えられてきた。最近は、白血球の一糖である単球が血管壁の中にもぐり込んでマクロファージになり、活性酸素によって酸化変性されたリポタンパク質…

 動脈硬化の本当の原因

血流とコレステロールの関係をみる前に、コレステロールがその主犯といわれている動脈硬化は、どのようにおこるかをみてみたい。動脈硬化とは、その名前が示すように、動脈の血管がかたくなって、血管の弾力性が弱まること。それによって血液の循環が滞り、…